2024年、デジタルアートの世界は画像生成AIによって大きく変わりつつあります。初心者の方にとって、この進化するテクノロジーを探ることは、まるで未来の扉を開くかのようなワクワクする体験です。しかし、数え切れないほどの選択肢がある中で、どのサービスが自分に最適なのかを見極めるのは決して簡単なことではありません。
そこで、この記事では2024年版として、初心者でも使いやすく、かつ高品質な画像を生成できるおすすめのAIサービス10選をご紹介します。これらのサービスは、ユーザーフレンドリーなインターフェース、多様なスタイルオプション、使いやすさなど、初心者にとって重要な要素を兼ね備えています。
本記事を通じて、あなたもAIの力を借りて、自分だけのアート作品を生み出す喜びを体験してみませんか?それでは、おすすめの画像生成AIサービスを一緒に見ていきましょう。
画像生成AI
Stable Diffusion(ステイブル ディフュージョン)
Stable Diffusionは、最先端のAI技術を活用した画像生成ツールです。このツールは、ユーザーが入力した言葉(テキスト)に基づいてイラストや写真のような高品質な画像をすぐ作ることができます。
特に、芸術的なイラストやリアルな写真風の画像を、簡単な操作と短い時間で作成することが可能です。Stable Diffusion(ステイブル ディフュージョン)の特徴は、その柔軟性と速度にあります。さまざまなスタイルやテーマに対応しており、クリエイティブな発想が可能になります。また、AIが生成する画像は独自の創造性を持ち、ユーザーのインスピレーションを広げる助けにもなります。この技術は、デザイン業界や広告、教育など幅広い分野での応用が期待されています。
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Midjourney(ミッドジャーニー)
「Midjourney」は、アメリカの研究所が開発した画像生成AIで、ユーザーがテキストを入力するだけで高品質な画像を生成します。Discordというチャットアプリを介して利用し、ユーザーは「/imagine prompt」の後に生成したい画像のテキストを入力するだけで、簡単に画像を生成することができます。最新バージョンの「Midjourney V6」は、ゼロから学習させたモデルで、開発には9カ月かかったとのことです。このバージョンでは、短いプロンプトだけでMidjourney V6が良好な判断をしてくれ、高画質な生成が可能になりました。また、生成画像内に正しいテキストを入れられる機能も加わりました。現在、Midjourneyを利用するためには、月額10ドル以上の有料プランに申し込む必要があります。MidjourneyのWebページはこちら
niji journy(ニジジャーニー)
にじジャーニー(Niji Journey)は主に二次元イラストを生成するAI画像生成ツールで、Discordを介して利用されます。ユーザーはDiscordのチャットにプロンプト(指示文)を入力し、送信することでイラストを生成できます。このツールはアニメやゲームのキャラクターなど2次元のイラストに特化しており、Midjourneyという画像生成AIツールをベースに作られています。にじジャーニーで生成されたイラストは商用利用が可能ですが、そのためには有料プランへの加入が必要です。無料トライアルは現在停止中であり、有料プランに加入しないとイラストを生成することはできません。商用利用する際には、著作権侵害や利用規約違反にならないよう注意が必要です。
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Bing Image Creator
Bing Image Creatorは、Microsoftが提供する画像生成AIツールです。ユーザーが指示文(プロンプト)を入力すると、文章に合った画像を4枚生成します。画像生成にはOpenAIが開発した「DALL・E」を使用しており、誰でも無料で利用できます。BingのAIチャット経由でも利用可能で、Bing検索の利便性を向上させています。
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Adobe Firefly
Adobe Fireflyは、Adobeが開発した画像生成AIで、テキスト指示による画像の柔軟な加工が可能です。100以上の言語に対応し、テキストを入力するだけで美しい画像の作成やテキストの変形、色合いの変更などが可能です。主な機能としては、「Text to image」、「Generative fill」、「Text effects」、「Generative recolor」などがあります。Fireflyは、著作権が許諾されたデータのみが学習データに使用されており、著作権に配慮した画像生成が可能です。基本的には無料で利用できますが、使用回数に制限があり、クレジットシステムにより使用回数が管理されています。クレジットが足りなくなった場合は、追加購入することが可能です。生成した画像は、ワンタッチ操作によって簡単にスタイル変更ができます。また、生成されるコンテンツはすべて著作権フリーの「Adobe Stock」の素材を用いて作成されるため、知的財産権を侵害することなく商用利用が可能になるよう設計されています。
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Canva
Canvaの画像生成AIのText to Imageは、テキストから画像を作成するAI機能で、Web上のデザインツールCanvaに組み込まれています。利用方法は、Canvaにログインし、デザインカテゴリを選び、「アプリ」から「Text to Image」を選択し、画像イメージをテキストで入力して「イメージを生成」ボタンを押すと、約10秒で画像が生成されます。Canvaでは生成画像をそのまま自由に編集可能です。
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DALL-E2・DALL-E3
「DALL・E 3」は、OpenAIが開発した最新の画像生成AIで、ChatGPTと統合されています。ユーザーがChatGPTに話しかけるだけで、複雑なプロンプトにも忠実で正確な画像を生成することができます。以前のバージョン「DALL・E 2」よりも文章読解力が強化され、より複雑なテキストメッセージに対しても正確に画像を生成する能力が向上しています。また、生成された画像はChatGPT上で編集することも可能です。現在、「DALL・E 3」はChatGPT有料版で利用でき、日本語にも対応しています。
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AI素材.com
AI素材.comは、AIによる画像生成に特化した世界初の素材サイトです。ユーザーはテキストや参考画像を用いて、自分が欲しい素材を無制限に生成することが可能です。また、「いらすとや」風のイラストを生成できる「AIいらすとや」も無制限で利用できます。AI素材.comの料金プランには、無料プランとProプランがあります。無料プランでは、素材生成や素材カスタマイズが20枚まで可能です。一方、Proプランでは、無制限ダウンロード、無制限生成、無制限AIいらすとやの利用が可能となり、さまざまなシーンに対応した画像を生成することができます。これにより、ユーザーは自分だけの素材を生成し、細かいパラメータ調整を行ったり、過去の生成結果を確認することも可能です。AI素材.comは、パワーポイント等でプレゼン資料を作る会社員や学生、HP制作を行っている方におすすめのサービスです。AIによる画像生成機能を活用することで、シチュエーションに合う画像を簡単に手に入れることができます。
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AIいらすとや
「AIいらすとや」は、AI Picasso Inc.が提供する、AI技術を活用したイラスト生成サービスです。「いらすとや」風のイラストを無制限に生成でき、さらに実写の素材も生成可能です。このサービスには無料プランとProプランという2つのプランがあります。無料プランでは、素材の生成は20枚まで、素材のダウンロードは生成画像+3枚まで、素材のカスタマイズも20枚までとなっています。一方、Proプランに加入すると、これらの制限がなくなり、無制限に素材を生成、ダウンロード、カスタマイズできます。また、「いらすとや」風のイラストだけでなく、自分が欲しい素材をテキストから無制限で生成することが可能です。さらに、Proプランではテキストや参考画像から画像を生成することができ、AI生成により、さまざまなシーンに対応できます。「AIいらすとや」は、イラストの生成からダウンロードまでを一貫してサポートする、AI技術を活用した新しいイラスト生成サービスです。その豊富な機能と利便性により、あらゆるシチュエーションに合ったイラストを簡単に生成できます。
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Holala AI
Holara AIは、簡単にアニメ風のイラストを自動生成できるAIツールです。このAIは、細かい部分まで描き込んだようなイラストをすぐに作れるのが特徴で、無料プランでも512x512の大きさであれば50枚程度のイラストを生成できるhologemsというクレジットと毎日追加で50hologemsをもらえますが、大きな画像を作るにはたくさんのhologemsが必要です。有料プランに加入するとより多くのイラストを生成でき、透かしのない高品質な画像を作成することが可能になります。
公式サイトにアクセスし、「Start Creating Now」をクリックしてログインするだけで簡単にお試しできます。ログイン方法には、Google、Discord、メールアドレスのいずれかを選ぶことができます。
アニメ風のイラストを手軽に生成したい方には特におすすめのツールです。
HolalaAIのWebページはこちら
まとめ
AI技術の進化により画像生成AIサービスは多様化し、2024年には様々な選択肢が利用可能となっています。これらのサービスは、ブログやSNS、オンラインショップの商品写真など、幅広い用途で活用できるようになっています。特に、スマートフォンアプリケーションやブラウザを通じて利用できるサービスが注目されており、無料で使えるものから有料なものまでさまざまなサービスが展開されています。
まずは無料で使える画像生成AIから色々と触ってみるのが良いかもしれませんね。